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ストーリーテラーズブログ

経営者の新しいブランディング手段!Kindle出版のススメ vol.2~私がKindleを出版したきっかけ〈後編〉~

今や読書スタイルの定番として根付いている「Amazon Kindle」。ストーリーテラーズ代表 である私、高野もこれまでにKindle本を2冊出版しています。そんな私のKindle出版にまつわる体験談や、経営者がKindleで本を出版するメリットを全5回に渡ってご紹介するこのシリーズ。vol.2は「私がKindleを出版したきっかけ(後編)」をお届けします。

バタバタのKindle出版から、予想外の展開が…!

妊娠期間中にKindleを出版することに決めたものの、全く筆が進まないまま、お腹は大きくなる一方。自分を追い込むため、出版日を周囲に宣言しましたが、それでもなかなか書き進められずにいました。

結局、少し書いた時点で陣痛が来てしまい、そのまま出産。「やばい、出版日に間に合わない!」と焦り、出産した当日に徹夜で最後まで書き上げたのです。巡回しに来た看護師さんに「何やってるの!寝なさい!」と怒られてしまいましたが、「出産と出版を同時に果たした」と今では笑い話になっています(笑)。

こうしてなんとかKindleを出版した私ですが、そもそも出版した目的は「自身と会社のブランディング」 Kindle出版についてのセミナーに参加した際、「経営者自身や会社のブランディングのためには、ただ出版するだけでなく、Kindle本の何かのカテゴリーで1位を取ることが重要」と講師からアドバイスを受けました。そのため、短期間で多くの人に購入してもらえるよう、知り合いや友人などにも協力してもらい、その結果3つのカテゴリーで1位を獲得することができました。

さらに私のKindle本は、Kindle日替わりセールの対象に選ばれました。そのセールを機に売り上げが急増し、Kindleの総合ランキングでなんと1位を獲得しました。

そうした中、この実績を見た出版社から突然連絡が。「弊社から本を出しませんか。費用は全て当社が負担します」というお話をいただいたのです。そうして出版社から紙の書籍も出版することとなり、その本は全国の主要書店に置かれました。その後、書店に並ぶその本を見た大手企業の人事担当者など、全くつながりのなかった方からも連絡をいただくようになりました。

Kindle出版の可能性と大変さの両方を実感

この本を出版した2013年当時は、Kindleという存在自体、多くの人にとっては得体の知れないものでした。まだ紙の本が主流の時代で、「Kindleで本を出版しました」と言っても、「Kindleなんて読んだことない」「電子書籍って何?」といった反応が多かったです。

そんな時代に、Kindleの出版からこのような展開になるとは思っていなかったので、「本を出版するって、とてつもないブランディングになる。さらに、それを費用をかけずに行えるKindleでの出版は、ものすごく有益なのでは⁉」と実感しました。

一方で、この出版を通して、自力で本を書くことの大変さを痛感しました。誰でも簡単に出版できるとはいえ、構成や見出しを考え、一から本を書き上げるのは非常に大変な作業です。文章を書くことを仕事としている人や、書くことが大好きな人でなければ、Kindleで本を出版するのは難しいと実感。その経験から、「Kindleの代筆サービスがあればいいのに」と強く感じたのです。

〈vol.3に続く〉

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