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導入事例|Wantedly運用代行 半年で東京新設チームの“第一号メンバー”が決まるまで|株式会社ナリコマホールディングス【前編】

ストーリーテラーズナリコマホールディングス事例

介護福祉・医療施設向けの給食サービスを展開する株式会社ナリコマホールディングス(以下、ナリコマ)。福祉・医療施設のご利用者に、365日季節の彩を感じるおいしい食事を届ける仕組みを、『給食DX』を通じて実現している会社です。

そんなナリコマHDは、「東京のデジタルマーケティングチーム立ち上げ」という新たな挑戦を前に、採用広報の課題に直面していました。

「Wantedlyを東京のデジタルマーケティング立ち上げメンバーの採用に使いたい。とはいえ、自社で取り組むノウハウやリソースがない」

そんな時、責任者の北窓さんが思い出してくださったのが、ストーリーテラーズの存在でした。

「ストーリーテラーズさんがWantedlyの運用代行をされていたことを思い出しました。また、高野さんが書かれる文章も、お人柄も以前からよく知っていた。高野さんにお願いすれば安心だと思ったんです

外部のプロの力を借りながら、新たな採用媒体に挑戦していく。その取り組みに至る経緯や、実際の成果についてお話を伺いました。

10年前から続く、関係性について

高野:北窓さんと初めてお会いしたのは、もう10年以上前になりますね。当時、北窓さんは前職でも人事・採用をされていました。その頃から、北窓さんの仕事への向き合い方や考え方に共感していて、「北窓さんとご一緒させていただくと、なんだかとっても心地よいなぁ」と感じていました。

北窓:そうおっしゃっていただけて嬉しいです!

高野:その後、北窓さんがナリコマに入社されてから、一度お会いする機会がありました。今から2年ほど前でしょうか。

北窓:はい。高野さんは以前、女性活躍推進事業の会社を経営されていたので、当社のダイバーシティ担当とディスカッションしてみると面白いのではと思い、久しぶりにお声がけさせていただきました。

ただ、本格的にご縁がつながったのは今年に入ってからですね。

東京のデジタルマーケティングチームをゼロから立ち上げることになり、「Wantedlyを使った採用活動」を検討したときに、真っ先に頭に浮かんだのが高野さんでした。

高野:北窓さんは前職でもWantedlyを使われていましたが、当時のナリコマでは活用されていなかったのですね。

北窓:はい。Wantedlyはブログのように簡単に投稿や編集ができ、自社で主体的に運用しやすい、とても便利な採用ツールであることは理解していました。

ただ、以前の当社の採用とはあまり親和性が高くないと感じていたので、使っていなかったんです。

高野:それは、どういった点からでしょうか?

北窓:Wantedlyは、言ってみれば“今どきの職種”の募集が多いイメージがあります。ITやマーケティング、企画といった職種ですね。

一方で当社は以前から、工場のセントラルキッチンや栄養士といった職種の募集が大半。そのため、Wantedlyに合う職種が少なく、「使うタイミングではない」と判断していました。

ですから、これまでは活用してこなかったんです。

ところが今年になり、東京デジタルマーケティングチーム新設の動きが本格化して、「やっとWantedlyが使える!」というフェーズになりました。

「リソースがないなら、外部のプロに任せる」という判断

高野:北窓さんは前職でもご自身でWantedlyを運用されていましたが、その経験を活かして、自社で運用するという選択肢はなかったのでしょうか?

北窓:採用業務は普段からやるべきタスクが非常に多いので、ここに新たなツールであるWantedlyを導入しても、運用のためのリソースを確保できないと思いました。「自社でやることで、運用スピードが落ちてしまう」という懸念が大きかったですね。

高野:確かに、採用業務は多岐にわたりますし、そこに新しいツールとなると…業務は逼迫(ひっぱく)しますよね。

北窓:はい。東京デジタルマーケティングチームの採用は、「良い人材が現れるまで気長に待つ」スタイルではなく、ある程度の期限を決めて採用したかったんです。

なにせ、チームの“第一号”として入ってくれる社員が見つからないことには、チーム自体を動かすことができませんから(笑)

なので、自社で運用するより、プロにお任せしてスタートダッシュを早く切るほうが得策だと判断しました。

また、Wantedlyには独特のアルゴリズムがあり、それを理解していなければランキングも上がりません。実際、当社では、他の採用媒体も外部の方の力を借りながら効果的に運用しているので、Wantedlyも同じように進めたいと考えました。

せっかく工数をかけて魅力的なコンテンツを作っても、ユーザーに見られなければ意味がありません。

だからこそ、Wantedlyの運用を理解している方とチームを組んで取り組んだほうが良いと思ったんです。

高野さんの文章がもともと好きだったから

高野:数多くのWantedly運用代行会社がある中で、ストーリーテラーズを選んでいただいた決め手についてお聞きしてもよろしいでしょうか?

北窓:やはり高野さんのことを以前から知っていたことが大きいですね。高野さんが書かれる文章もずっと読んでいて「高野さんの文章、好きだなぁ」と思っていました。

最初から信頼度が高かった、というのが一番大きいですね。

それに正直なところ「Wantedlyの代理店やコンテンツ制作会社を他にあまり知らなかった」ということもあります。

高野:また、御社の山田さんが私のプライベートブログまで知ってくださっていたのは驚きでした…!

北窓:そうなんです。運営本部長の山田が偶然、高野さんのブログ「ポルシェがわが家にやってきた」を読んでいて、「あぁ!あのMinaさん(ブログのペンネーム)か!」となりまして(笑)。

私は高野さんのストーリーテリングに信頼を置いていましたし、山田はブログを読んで当社との親和性の高さを感じていた。その“ダブルの信頼”があったので、ぜひ御社にお願いしたいと思いました。

半年以内で“第一号メンバー”が決まった!

高野:今年の4月からWantedlyのご支援が始まり、5月に募集を開始し、8月にWantedly経由で内定、そして11月に東京デジタルマーケティングチームの第一号メンバーが入社されました。内定・入社までつながり、私たちも本当に嬉しかったです。

北窓: 「こんな方がWantedlyにいてくれたんだ…!」と驚きました。今回入社した社員は、医療系企業での勤務経験がありながら、デジタルマーケティングも経験している、非常にレアなキャリアの持ち主でした。

正直、こんな方がいるとは想定していなかったので、嬉しい驚きでしたね。

よくよく話を聞くと、当社の事業が介護福祉・医療分野である一方、今回の募集職種はマーケティングという非常にイレギュラーな掛け合わせで。

「これは面白い!」と感じてもらったようです。

それに、Wantedlyのストーリーも隅々まで読み込んでくださっていました。実は他社からも内定をもらっていたのですが、「ナリコマで働きたい」と、入社を決めてくれました。

本当に、奇跡のようなマッチングでした。

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後編では、ナリコマが取り組んできた「ファンづくりのための採用広報広報」や「Wantedlyの効果的な活用方法」ついて、より深く伺っていきます。お楽しみに!

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