創業以来、法人企業様に対して「ストーリーライティング」という手法で、採用や広報の支援を行ってきたストーリーテラーズ。
では、なぜ「ストーリー」なのか。理由はシンプルで、ストーリーは「選ばれる理由」になるからだ。他社ではなく「ここじゃなきゃいけない理由」を創り出すことができるからだ。
今は主に採用領域でご支援をすることが多いが、私たちがストーリーに拘り続けるのは、こんな理由からだと思う。
1. 比較からの脱却
「A社よりも条件面がいい」という相対評価ではなく「この社長の考えにとても共感した」「この会社の事業への想いに共感した」という絶対評価に持ち込むことができる。
自社のストーリーは、他社には決して真似ができないもの。それらをしっかりと発信することは、条件面の競争から抜け出すための、唯一の道だと思っている。
2. 「納得」ではなく「感動」
「なるほど、良い会社だね」という頭や理屈での納得では、読み手の行動には繋がりにくい。
心に響いたり、その行間から滲み出る想いに震えたりするなかで、「ここで働いたらきっと自分は、こんな風にイキイキと働けるんだろうなぁ」という感覚が、人を動かすのだと思う。3. 一貫性が生む信頼
「我が社のビジョンはこれです」と掲げるだけではなく、そのビジョンに至ったプロセスや、その理由もちゃんと見せる。そうすることで、その言葉の背景が見え、共感と信頼に変わる。
似たような事業をやっているように見えても、強みや特徴は企業によって全く違う。じゃあ「何が違うのか」といったら、その背景にあるものが違う。その背景にあるものを丁寧に発信できれば、共感が生まれ、それこそが、企業のブランディング戦略の鍵になるはずだ。
結局人の心は、理屈ではなく、共感でしか動かせないもんなぁ。
ストーリーを殺さないための「着火剤」

……と、ここまではストーリーの重要性を語ってきたけれど、最近、改めて痛感していることがある。それは、「コピーライティングも、めちゃくちゃ大事だ」ということ。
コピーライティングは、いわば「着火剤」。その言葉を見た瞬間に相手の心を動かし、クリックや応募といったアクションへ導くものだ。対してストーリーライティングは、じっくり時間をかけて共感や信頼を育む「漢方薬」のような役割。
つまりは、どれだけいいストーリー(漢方薬)があっても、タイトルが全然魅力的じゃなければ、そもそもクリックすらされない。読まれなければ、それらは存在していないのと同じだ。
結局、着火剤がなければストーリーも届かない。
この事実は、想像以上に重いなぁと感じている。
「言葉のプロフェッショナル」への覚悟
今まで「読まないといけないけど時間がなくて読めない」と言い訳してきたけれど、「ほんとにそれはあかんかった」と猛省している。まだ読み始めて少しだけれど、コピーは「技術」なんだということがわかった。
手始めに、「ストーリーテラーズとは何ぞや」を表現するコピーを考えてみた。うなりながら考えて出してみたコピーが、これだ。
『圧倒的当事者意識 × 言葉のプロフェッショナル = ストーリーテラーズ』
……わからん!!!(笑)。全然わからん。
でも、今回初めて「言葉のプロフェッショナル」というフレーズを使ってみることで、自分の中の意識も変わることを実感した。私たちは日頃言葉を扱っているのだから、言葉に関してのプロフェッショナルじゃないといけない。
「いやいや、私たちはまだそれほどでは……」と謙遜するのは甘えであって、そこはれっきとしたプロであるべき。その名に恥じないようにもっと言葉と真剣に向き合わないといけない。
まさに「名は体を表す」だなと思う。
というわけでこれからは、「ストーリーライティングも、コピーライティングも、どっちもできる最強のチームになる」ために、もっともっと勉強して、最高の言葉を届けていく。
頑張るぞー