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ストーリーテリング

1社に最低1人のCSOを!!-チーフ・ストーリー・オフィサーとは【前編】-

チーフ・ストーリー・オフィサー

株式会社ストーリーテラーズ(以下、ストーリーテラーズ)のチーフ・ストーリー・オフィサー(以下、CSO)ふーみんです。今回はストーリーテラーズ代表の高野 美菜子(こうの みなこ 以下、高野)が提唱する、CSOの定義と資質についてご紹介します。

「これからの時代、1社に1人はCSOを!」と、高野は声を大にしていいます。

CSOは「チーフ・ストーリー・オフィサー」と読み、「社内外にストーリーを発信する人」を指します。CSOはストーリーテラーズが作った造語で、多くの方にとって耳馴染みのない役職でしょう。

なぜ、そのCSOが1社に1人必要なのでしょうか。それはずばり、「ファン作りのキーマンとなる存在だから」です。CSOが会社の魅力をストーリーで語り、社内外に発信することで、共感した人がファンになってくれる可能性が高まるのです。

会社のファンが増えれば、商品やサービスの購買促進に繋がり、ブランドの価値が高まります。さらに、ファンを軸とした紹介の輪が広がり、ファンがファンを生む世界が待っているのです。

CSOはストーリーの伝道師

社内外にストーリーを発信するCSOですが、その発信方法はさまざまです。ストーリーテラーズのメンバーの一人で、カスタマーサクセスを担当する本部 友香(もとべ ゆか 以下、本部)は、日々のコミュニケーションを通してファンを作るCSOです。

彼女は担当業務の中で、ストーリーテラーズのミッション「ストーリーで、ファンと未来を創りだす」を体現しています。

まず、本部は事前にクライアントについてリサーチし、経営者や担当者の想いを知るためのヒアリングを行います。会社の理念や価値観を知り、共感することで、企業やそこで働く人をとことん好きになるのだそうです。

ヒアリングが終わると、彼女は代表者の想いや商品・サービスの素晴らしさを、すぐに身近な友人・知人に情熱的に伝えはじめます。

「A社はこんな想いから創業したって聞いて…本当に感動しちゃった!」

「B社の商品は、こんな人の悩みごとを解決したくて生まれたんだって!」

このように、自らがクライアントのCSOのように振る舞い、お手本となるのです。

そんな本部とクライアントとの業務チャットでは、事務連絡以外にこんなやり取りがよく見られます。

「友人に創業ストーリーを伝えたら、ものすごく共感してました!」

「知人に紹介してみたら、気になってサービスを利用してくれたみたいです!」

「また周りの友人に紹介させてもらいますね!」

彼女の熱狂に飲み込まれたクライアントは、ストーリーを語る重要性に気づき、担当者自らがCSOとして積極的に発信を始めるのだそうです。

本部の例を見るように、会社の魅力をストーリーに落とし込む方法はさまざまです。文章・動画・ビジュアルなど、アウトプットするツールはなんでもOK。ただし、CSOは商品・サービスの伝道師ではなく、ストーリーの伝道師であることを忘れてはいけません。

「めっちゃファンやねん」が資質

CSOに最も必要とされる資質は一つ。それは、自身が会社の圧倒的なファンであることです。SNSを例に挙げると、「業務で発信した投稿」と、「一ファンが発信した投稿」では、伝わってくる熱量が違いますよね。CSOが会社の圧倒的なファンであれば、読む人の心を震わせるような、リアリティのある発信ができるのは間違いありません。

共感するから好きになる。好きだから語る。すると、周囲の人にも「好き」が伝播していく。CSOの発信は、ポジティブな共感と発信の連鎖を巻き起こせるのです。

ちなみに、商品やサービスのファンであっても、その感動を内側に秘めておく人はCSOとは呼べません。「とにかくこの感動を伝えたい」と発信する力も、必要とされています。

さらに、CSO自身が会社や商品・サービスの「どの部分に惹かれ、なぜ共感したのか」を言語化できれば、より強い共感を生むことができます。

たとえば、ワーキングマザーのCSOが、エステ事業のストーリーを語る場合。

「サロンの代表は子育て中の女性経営者で、仕事や子育てに忙しいママでも、短時間かつリーズナブルに体験できるサービスを提供しています。さらに、子連れでエステに来れるよう、キッズスペースも完備。すべては『子育ても仕事もがんばる女性たちに、美と癒しを提供したい』という、代表の想いから生まれました。

とことんこだわり抜いたサービス設計に、ワーママである私も感動を覚えています…!」

このように、CSOの価値観やこれまでの経験などを共有することで、会社や商品・サービスの良さが理解されやすくなるのです。

CSOは生き様そのもの

「CSOはテストや資格試験など、点数で資質を図るものではありません。その人自身の生き様そのものといえるのかもしれませんね」

そう高野は語ります。

会社や商品のトップファンであり、共感を生むストーリーを発信できれば、今日からあなたもCSOになれます。CSOを名乗るからには、会社の代表者や商品・サービスの開発者に負けないくらい、情熱を持ってストーリーを発信し続けてください。その情熱が次の共感者を生み、育てるのですから。

CSOはブランディング・販売促進・採用活動など、さまざまな企業活動において存在価値を発揮します。ストーリーテラーズはクライアントのナンバーワンCSOとして、ストーリーを日本で一番科学し、マインドと理論の両輪でクライアントに貢献していきます。これからもストーリーテラーズは、メンバー全員でCSOの道を極めていきます。

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