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ストーリーテリング

心を動かすストーリーが企業と人をつなぐ – ストーリーテラーズのライターに聞く制作の秘訣

企業が広報・採用広報を本格化する際、「何から伝えたらいいのかわからない」と悩む担当者は多いのではないでしょうか。「まずはセールスポイントや特徴を伝えよう!」と考える人が大半だと思いますが、モノやサービスがあふれかえる昨今では、商品のスペックをアピールしているだけではなかなか認知されないのが現状です。また、採用活動においては、就労条件や待遇などを提示しただけでは、理想の人材を獲得するのは難しいでしょう。

商品・サービスの販売促進や理想の人材採用を実現するため、ストーリーテラーズが提唱しているのは、「経営者や社員のストーリーを語ること」です。

膨大な数の情報が日々生まれている現代において、人の心を動かすストーリーは、受け手に印象的なメッセージを残せます。さらに、実際に働いている「なかの人」の言葉を届けることで、受け手は親しみを感じやすく・共感しやすいというメリットがあるからです。

そんな心に響くストーリーは、一体どのように制作されているのか。今回は、取材・執筆を担当するライターの山田 優美(やまだ ゆみ 以下、山田)に詳しく聞きました。

「想い・背景」を伝えることで、心を動かすストーリーに

「働いている人の言葉を届ける」と聞くと、多くの人が社員インタビューを思い浮かべるのではないでしょうか。最近では、ストーリーテラーズが運用支援している共感型採用媒体「Wantedly」をはじめ、企業のオウンドメディアやnoteなどで、社員インタビューが掲載されているのをよく目にします。しかし、「共感を呼ぶストーリーに仕上がっているのはごく一部で、ストーリーテラーズが手がけるインタビュー・コンテンツとはまったく違う」と山田は断言します。

「よくある社員インタビューは一問一答形式で、仕事内容や一日のスケジュール・今後の目標など、表面的な内容にとどまっていることが多いです。けれど、それらはストーリーではなく、単なる情報にすぎません。受け手の心を動かすストーリーにするためには、その人自身の想いや背景を丁寧に伝えることが必要です。

ストーリーテラーズの取材は、これまでのキャリアや過去の原体験など、一見すると現在の仕事とは関係がなさそうな部分も深堀りします。なぜなら、その人自身の価値観や内面を深く理解することで、一貫性のあるストーリーを作り上げられるからです」

「休みを取るのは当たり前」労働環境改革を進める、一飲食店の挑戦

(参考)かつてほとんど休みを取らなかった社員が、率先して労働環境改革に挑む背景に迫ったストーリー

現在、山田は経営者noteの代行執筆も担当していますが、ことさら内面の理解を重要視していると言います。

「noteではその人自身になりきって書くことが求められるため、価値観や想い・背景をしっかり理解していないと書けないんです。執筆するときは、『私はクライアントだ』と気持ちを切り替えてから書いています」と語りました。

情熱的なディレクターによる関係構築とリサーチがカギ

相手の想いや背景を知るには、ときにプライベートな質問を投げかける必要もあります。その際、どうやって相手の心を開いているのか聞いてみると、「ディレクターがあらかじめ信頼関係を築いてくれるため、取材の際にはすでに全幅の信頼を置いてもらえていることが多い」のだと言います。

「他社の案件も担当しているからわかることなのですが、ストーリーテラーズのディレクターは『クライアントの一番のファンなんじゃないか』と思うくらい、熱量が高い状態で関わっているんです。社会人デビューしたときに、『クライアントとの連絡はビジネスマナーに則ること』と教わった私からすると、面食らうくらい情熱的なメッセージのやり取りがされることもあって……(笑)

でも、『クライアントの魅力を伝えたい』という真っ直ぐな想いが相手に伝わっているからこそ、プロジェクトがスタートして間もないクライアントからも、信頼を勝ち得ているのだと思います」

そのうえで、山田はクライアントの会社概要やSNSの発信内容、取材相手のインタビュー記事などを徹底的にリサーチし、インタビューに臨んでいると言います。

「事前に調べておくことでより深堀りした取材ができますし、準備していることが相手に伝わると、心を開いてもらいやすいので」

そう言って笑顔を見せました。

ストーリーが運ぶ、期待以上の成果

そうして紡がれたストーリーは、求職者からの応募や取引先との接点創出など、目に見える成果につながっています。

「採用活動の過程でストーリーを読んでもらうようにした結果、自社に共感してくれる応募者と面談できるようになってきたといううれしい声を聞きました。また、ストーリーがきっかけとなり、『金融機関の担当者から連絡が来た』というまれな成果につながった事例もあります。制作したストーリーから喜ばしい結果が生まれたときは、つい心のなかでガッツポーズをしてますね(笑)」

一方で、取材相手から感謝の声をいただくことも、やりがいにつながっていると言います。

「以前、『私なんかの話が記事になりますかね……』と不安な面持ちで取材を受けてくださった方がいました。当初はご本人の写真を掲載するのも躊躇われていたくらいだったのですが、記事ができあがると素敵な笑顔のお写真をご提供していただけて。『どんな心境の変化があったのだろう』と不思議に思っていたら、ご自身のキャリアステップが記事化されたことを、とても喜んでくれていたのだそうです。『心を込めて記事を作ってよかったな』と思えた瞬間でした」

ストーリーは人の心を動かすことを、私たちは知っています。そして、その力は販売促進や採用活動を後押しするだけでなく、社員のエンゲージメントをも向上する可能性を秘めているのです。

結果にこだわり、コンテンツを生み出し続ける

最後に、ストーリー制作において目指しているゴールについて、山田に聞きました。

「ストーリーは中長期的な視点でコツコツと制作することで、近い将来、効果を発揮するものです。そのため、なかなか短期的な成果を得にくい部分もあるのですが、それでも私は結果にこだわったコンテンツ作りがしたい。せっかく心を開いて話してくださったストーリーを、ただ公開して終わりにはしたくないんです。常に『受け手はどんな内容に共感してくれるだろうか』を意識しながら、また自分自身の研鑽を続けながら、今後も心に響くコンテンツを生み出していきます

私たちはこれからの時代に企業と人の出会いを生み、関係性を深化させるのは、間違いなく心を動かすストーリーだと自負しています。自社のストーリーで販促・採用活動を加速させたい方は、ぜひストーリーテラーズにご相談ください。

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