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ストーリーテラーズブログ

ストーリーテラーズ設立から2年|会社をやめようと思っていた日々から現在を振り返って。

2021年9月に誕生した、株式会社ストーリーテラーズ。はやいもので、もう2年が経った。

というわけで、今日はこの2年間を、簡単に振り返ってみたいと思う。

ストーリーテラーズ、2年。

普段から、経営者の皆さんにインタビューさせていただく際、必ずお聞きする質問がある。それは、

「今までに、もう会社をやめたい、と思ったことはありますか?」

というもの。

百戦錬磨の経営者の皆さんには、愚問かもしれないが…成功談や華々しい話の裏側にあるリアルな話、泥臭い話を聞き出したい私からすると、ここはぜひ本音で答えてほしいところではある。

ただほとんどの方が、「やめたいと思ったことはない」と返答されるので、私はその度に「え、ほんと?私なんて、毎日辞めたいと思っていたのに…」と、自分の未熟さを突きつけられる気持ちになっていた。

実際私の場合、ストーリーテラーズを立ち上げて最初の1年は、「いつやめようか」としか考えていなかった。(おいっ)

一緒に走ってくれる仲間もいて、応援してくださる方々もいた。ただ、全く結果を残すことができず、ストーリーライティングへの自信も、大きく失っていた。

全身全霊で書いたストーリーも、お客様には全くご満足いただけず「書き直してほしい」と突き返された。
あなたはストーリーが何たるかを、理解していない」と面と向かって言われたこともあった。

プライドもクソもあったもんじゃない。

今まで「文章がうまいね」と言われることも多かったし、プライベートのブログでもそれなりに成果を出してきた。
でもいざ、書くことを仕事にするとなると、私の文章は全く世間に通用しない。

おまけにわが家の3人の子どもたちは、まだまだ手がかかる年齢。下の子が病気をもらってはそれが上の子にうつり、病院通い、看病による睡眠不足と、様々なことが重なり、

「私が文章の会社を作るなんて、まだ早かったんだ。今なら、周りに頭を下げれば、会社をやめることもできるかもしれない」

そんなことを、毎日のように考えていた。

経営の面白さに、ようやく目覚めた

ただ2年目を迎えたある日、自分にスイッチが入った。

何が最終的なきっかけになったのか、今でもはっきりとはわからないのだが、ただ確実にスイッチが入った。

「いつまでも、こんな中途半端にやってたらいかん。今年1年間は、四の五の言わずに、死ぬ気でやってみよう。それでもだめなら、もう諦める。それくらいの覚悟で、今年はやりきってやる」

と。

当初の予算計画は、当時の自分には途方もない数字に思えたけれども、自分なりに、

「どうすれば達成できるのか」「そのためには、どのくらいの単価のサービスを、何社に提供しなければいけないのか」

具体的な数字に落とし込んで考えてみた。

次第に「数字を追求することは、イコール、お客様満足を追求することでもある。お客様満足の数が、売上なのだ」と思うようになり、これまで以上に、お客様の会社の結果を出すことに尽力した。

そうこうしているうちに、制作が自分ひとりで回せなくなり、メンバーに任せたり、ライターの採用にもチャレンジしたりした。

とはいえ、現場は、体制が整っていないのに仕事がふってくる状況。

朝令暮改の繰り返し、私もイライラしてしまうことも多く、中にはやめてしまうライターさんもいたが…それでも毎日丁寧に改善を続けながら、ようやく、みんなで現場を守れる体制が整ってきた。

そして3ヶ月ほど前から、お客様の会社で「実際にストーリーで人を採用できた」「良い人材からの応募が増えてきた」という結果が出始め、お客様の喜びを肌で実感できるようになり、それらが自信になって、歯車がようやく回り始めた。

いや〜今年は走ったなぁ〜。

年始は「あと1年でもうやめよう」と思っていたけれど、今は「自分が掲げた大きな目標を達成るするまではやめられない」という風に、心境が大きく変化した。

「経営って面白い」「もっともっと新たな世界を見てみたい」

そんなワクワク感で仕事ができるところまで、ようやくたどり着けた。

とはいえ、今年もまだあと3ヶ月ある。まだまだこれからだ。気を引き締めて、走り抜けよう!

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