Wantedly運用のコツ

Wantedly(ウォンテッドリー)で応募が集まる会社の特徴とは?

Wantedlyの熱量の文章

私は普段から、Wantedly(ウォンテッドリー)のエントリー数が多い会社を探して、募集記事や会社情報の文章を読み込んでいますが、応募が集まる会社にはある特徴があります。

それは「採用にかける熱量の大きさが、しっかりと文章に表れている」という点。

熱量の大きさ」なんて、かなり感覚的な話になり恐縮ですが…、とはいえ、多くの文章を見てきた中で、これはとても重要な点だと思っています。

文字数制限を、活かす

Wantedly(ウォンテッドリー)には、募集記事であれば2000文字、私たちについて(ビジョンやミッション等)については各2000文字という文字数制限があり、その制限の中で、いかに求職者の心に響く文章を書けるかが勝負です。

限られた文字数を、練りに練って有効活用できているのか、何となく作業的に書かれている文章なのか…

それは、読めばすぐに分かります。

なぜなら、読み手の心への響き方が全く違うからです。

応募の多い記事の文章には、やはり魂がこもっています。伝わるものがあるからこそ「まずは話を聞いてみたい」という求職者の背中を押す文章になっている、ということです。

Wantedlyで応募したくなる文章のポイント

では、具体的なポイントを見ていきましょう。

はっきりと明文化するのは少し難しいのですが、あげるとするならば以下の3点です。

①「言葉に無駄がない」

何となく書いた文章には、無駄な言葉がたくさん含まれています。
先に書いたことが、何度も繰り返し書かれていたり、要約すれば分かりやすいはずなのに、だらだらと長く書かれていたり…。

一方で、しっかりと考えられた文章には無駄がありません。

日本語が綺麗かどうか、整っているかということよりも、限られた文字数を最大限に活用して、言いたいことをしっかり伝えるために、考え抜かれた文章が使われている。

そこに、その会社らしさが表現され、読み手に響くものになってくるのです。

②「伝わる言葉を使っている」

文章は、練れば練るほど、シンプルになり、研ぎ澄まされていきます。

これまでに、Wantedlyで募集記事を頑張って書いたことがある採用担当者の方はお分かりだと思いますが、最初は募集記事の文字数をオーバーしてしまうことも多いです。

あれもこれも伝えたい、だから全部伝えると、文字数超過してしまった…。

となると、よりシンプルな言葉に集約していかなければなりません。

例えば、当社も現在は「伝えたいことを、伝えたい人に、文章で伝える会社」という言葉で事業内容を表現していますが、最初からこうではありませんでした。

創業当初の言葉がこちら。

商品やサービスを「提供する企業」と、それを「愛用する顧客」。双方にインタビューし、その背景にある想い、こだわり、今まで気づかなかった本当の魅力や価値を掘り起こす。それらを「第三者の視点」で、写真と文章を用いてつむいだ「読むドキュメンタリー」と制作する会社です。

長い、長過ぎる…(笑)

会社を運営していくにあたり、事業内容が少しずつ変化しながらも「どうすれば私達の事業が簡潔に伝わるのか、私達がやっていることの価値をイメージしてもらえるのか」突き詰めて考えて、ようやくたどり着いたのが、現在の言葉です。

シンプルな中にも想いがこもる、だから伝わる言葉になる、ということですね。

③「文章構成がしっかりしている」

応募の多い記事は、「ターゲットは誰なのか」「その人が知りたいことや興味を持ってくれる内容は何なのか」

しっかり考えられた上で、文章構成がされています。

募集記事は単に出せばいいのではなく、できるだけ最後まで読んで頂き、「応募」ボタンを押してもらうことがゴール。

そのゴールを見据えた時に「どのような順番で、どのような流れで構成を組み立てればいいか」をしっかり考えて書かれた文章は、「気づけば最後まで読んでしまった」というものが多いです。

例えば当社の場合は、このような順番で書いています。

①導入文(リード文)
②仕事内容
③習得スキル・経験
④働き方
⑤求める人物像
⑥締めのメッセージ

ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。(実際の記事はこちら

…と色々書きつつも、当社もまだまだブラッシュアップし、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用に関して日本一の企業になるべく、これからも自社の採用を通じて、トライアンドエラーを繰り返し、お客様に価値を提供できるようにしてまいります!


ストーリーテラーズは、「共感型採用を実現するWantedly運用代行」「価値や魅力が伝わるストーリー制作」を行っております。
【毎月限定3社!】代表高野によるWantedly(ウォンテッドリー)無料オンラインコンサルティングご希望の方は、こちらからお気軽にお申し込み下さい。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP