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ストーリーテリング

企業価値を高めファンを作る、ストーリー発信の重要性とは【前編】

ストーリーテラーズ高野

読み手の心に響くストーリーライティングを通じて、企業・商品・サービスを魅力的に紹介する会社、「株式会社ストーリーテラーズ」。

2021年に設立され、現在は企業の採用・広報・ブランディングを目的としたストーリー制作事業や、Wantedlyの運用代行を行っています。

ミッションは、「ストーリーでファンと未来を創り出す」こと。ファンに愛され、世の中に長く必要とされ続ける会社づくりをお手伝いするため、それぞれの企業ならではのストーリーを取材し、文章を紡ぎ続けています。

「今後企業が生き残っていくには、自社ストーリーの発信が不可欠」

そう断言するのは、ストーリーテラーズ代表の高野 美菜子(こうの みなこ)です。

ストーリーテラーズ高野

彼女は月間40万PVを誇るブロガーであり、磨き上げられたライティングスキルを生かして、ストーリーテラーズを創業した人物。

『なかなかいい人材を採用できない』『新たな商品・サービスを作っても売れない』と悩む企業は多いですが、それはファン作りができていないからです。これからの時代、自社ストーリーを語ってファンを作らなければ、人を集める・モノやサービスを売ることはより難しくなります」

「ファンがいないと人が集まらず、モノやサービスが売れない」、また「ファンを作るにはストーリーを語る必要がある」とは一体どういうことなのでしょうか。

詳しく伺いました。

【インタビュー/ライティング】
ストーリーライター ヤマダユミ

人材募集・販売促進の成功の鍵は「ストーリーによるファン作り」

現在、ストーリーテラーズの主力事業は、Wantedlyを利用した採用支援。主なクライアントは、中小企業やスタートアップ企業です。

さまざまな企業からご相談をいただきますが、クライアントが最も悩み、予算を投じている課題が採用です。

昔は求人媒体に出稿するだけで、当たり前のように人材が採用できました。でも、その方法が今でも通用するのは、ネームバリューのある大手企業だけなんです」と高野はいいます。

中小企業やスタートアップ企業に、求人応募が集まらない理由は2つあります。

一つは「認知度が低い」こと。
もう一つは、「就労条件で大手企業に勝てない」ことです。

中小企業やスタートアップ企業は、大手企業と比較すると圧倒的に認知度が低いことがほとんど。名前が知られていなければ、応募が集まらないのも当然です。

また求人媒体の多くは、給与・待遇・福利厚生など、就労条件の掲載がほとんどを占めています。大手企業と比較して、好条件とはいえない中小企業やスタートアップ企業が、多くの求職者を集めるのは至難の業といえます。

この2つのハンデを打開するために、必要かつ最適なのが自社ストーリーの発信なんです。ただし、単に感情に訴えればいいというわけではなく、ロジックを立てて発信していく必要があります」と彼女は語気を強めました。

高野が採用ブランディングのストーリー制作で、意識しているポイントは3つあります。

一つ目は、求職者に関連性の高い内容であること。
二つ目は、実績や他者評価に基づいた、信ぴょう性のある内容であること。
三つ目は、企業や人の想いに触れる、ストーリーであることです。

ストーリーテラーズ

「求職者にとって『関連性が高く・信ぴょう性が担保された内容』を発信することで、興味関心を引き、認知度を高められます。

その上で、『お客様に喜んでいただきたくて頑張っている』『これだけ多くの成長ができる』など、企業や働いている人の想いをストーリーで語るんです。

すると、『素敵な会社だな』『熱意のある社員が働いているんだな』と企業のファンが増え、『ここで働いてみたい!』と志願する、求職者の応募を増やすことができるんです」と彼女は話します。

高野曰く、「このロジックは採用だけでなく、販売も同じこと」だそう。昔と違い、世の中にはたくさんの商品やサービスが溢れかえっていて、ネットを検索すれば情報だらけ。似たようなスペックの商品もたくさんあります。

「今や『有名な商品だから』『テレビやSNSで紹介されていたから』という理由だけが、購入に繋がるわけではありません。

東日本大震災やコロナ禍をきっかけに、事業者を応援する『応援消費』という言葉が生まれましたが、『この企業が好きだから・応援したいから』という気持ちで、商品やサービスを購入する消費者が増えています。この流れは、今後より一層大きくなることでしょう。

そんな消費者を増やすには、自社ストーリーを語り、共感した人にファンになっていただく必要があります」

そう彼女は語ります。

これまであらゆる企業が販売促進を目的に、「SEOを駆使して自社サイトを上位表示させる」取り組みを行ってきました。認知度を高める意味では確かに大切なことですが、商品やサービスのスペックを延々と伝えていても、ファンは生まれません。合わせて、「ストーリーを語るべきだ」と高野は繰り返し訴えます。

しかし、まだまだ多くの企業は、自社ストーリーを語る重要性に気づいていません。なぜなら、「企業や人の想いがファンを生むことを知らない」からです。

「どんな企業にも必ずストーリーはあります。自分達がすでに持っているものの価値に気づかずに伝えないのは、ものすごくもったいないことだと感じています」

そう彼女は声を上げました。

→後編へ続く。

企業価値を高めファンを作る、ストーリー発信の重要性とは【後編】

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