
私は、会社・商品・サービスの魅力が伝わるSTORYを制作する会社、ストーリーテラーズを運営しています。そしてプライベートでは、月間40万PVのブログを運営しています。
というわけで今回は、STORY制作や文章を書くという点において、私が意識していることを書いてみたいと思います。
私が文章を書く時に大切にしていること、それは「誰も私の書く文章に興味がないと意識すること」です。
私がもし、SNSのフォロワーが何十万人もいるアイドルであれば、何を書いても興味を持ってもらえますが、残念ながら私は、ただの一般人。
現在、プライベートブログのPV数がそこそこ増えてきたとはいえ、有名人というわけではありません。
それを踏まえた上で「だれも私に興味は無いし、私の書く文章に興味は無い」という前提をちゃんと認識する。
そうすれば「では、どうすれば読んでもらえるか」という視点が生まれ、読み手を意識したキラリと光る文章が書けるようになると思います。
では、「誰も興味はないし、読まない」という前提で、何をポイントに文章を書けばよいのか。そのヒントは、実は、身近なところにたくさん隠されています。
ネットで「文章の書き方」などを調べて、その記事を読んで勉強することも一つの方法。
ですが私は、自分の経験が伴わないと書かれた内容が腑に落ちないタイプなので、まずは、自分で体感するところからいつもスタートしています。(どのやり方が良い悪いではなく、タイプの話です)
その時にヒントにするのが「特に興味は無かったのに、気づいたら最後まで読んでしまった、最後まで見てしまった」という記事や番組。
自分が興味のある分野や領域では無かったり、登場人物のことを全く知らなかったのに、たまたまタイムラインで目にしてクリックしたところ、引き込まれてしまったり、たまたま見かけたテレビ番組を最後まで見てしまった…という経験、誰でも少なからずあると思います。
「ではそれは、他と何が違ったんだろう」「なぜ私は引き込まれたんだろう」「なぜ、なぜ…」と掘り下げて考えてみると、ヒントがたくさん隠されていることが多いです。
たいていの場合、冒頭に、「引き込まれた何か」があるはずなんですよね。
「じゃあ、そのポイントってなんだろう」と考えていくと、「共感」や「驚き」によって好奇心がくすぐられていることが多い。
例えば私は、ドキュメンタリー番組によく引き込まれてしまうのですが、冒頭で紹介される、その人の仕事の社会性や意義に共感したり(小児科医とかには、弱いですね…w)
あとは、その方の人間性や雰囲気に親しみを感じたり、ニッチな仕事内容に「そんな仕事が世の中にあるのか!」と新鮮な驚きを覚えたり…
冒頭に必ず、何かがあります。
それを自分なりに紐解き、腑に落ちると、自分が文章を書く時、
「やっぱり最初に結論を書いておくほうがわかりやすい」
「そもそもタイトルは目をひくものにしよう」
「冒頭の導入文で、その人の人となりが表現できる書き方をしよう」
といった工夫が生まれてくるわけです。
このように、ちょっとしたことをコツコツ意識していくと、中身が普段とはまた一味違う、読み手の共感を誘う文章を書けるようになっていくと思います。
もちろん、このやり方が正解ではなく「その人にあった書き方」というものがあると思います。
十人十色、百人百様。
だからこそ、やはり自分で手を動かして書いてみて、体感していくことが大切ですよね。
いくらテニスがうまくなる方法を学んだところで、実践しなければテニスがうまくならないのと同じで、ある程度量をこなさないと、質は高まっていきません。
…と、偉そうに書いていますが、私もまだまだ、自分の書く文章に納得しているわけではなく「あ〜文章が美しくないなぁ」「リズムが悪いなぁ」「ニュアンスがうまく伝えられていないなぁ」と思うことも多いです。
ですから、一つ一つ勉強しながら、またブログでも随時シェアしてでいけるといいなと思っています。
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