
【制作ストーリー】
会社名:株式会社ロスゼロ
事業内容:食品ロス削減のフードシェアリング事業
創業者:文 美月(ぶん みつき)
ストーリータイプ:ユーザーインタビュー
前編からの続き…
ーでは、2つ目の視点の「ビジネスパートナーとして」感じるロスゼロの魅力はいかがですか?
母「やはり『関わる人みんなが笑顔になる形で、食品ロスを削減する』を追求したビジネスモデルが魅力ですね。
本来食品ロスとして廃棄されるはずだった食材を買い取り、消費者へ届けるモデルを黒字で回すのは難しいことなのに、それができるのは本当に凄いと思います。
特にロスゼロの場合は、安売りを前提としておらず、仕入れの時点でも、安く買い叩いて何でも仕入れるようなことはしないのが特徴だと思います。
メーカーさんや販売者さんのブランドが低下しないように適正な価格で買い取り、お客様にも適正な価格で販売することを貫いている。
一度安くしてしまうと、安売り業者と同じになってしまいますからね。その仕組みの作り方が本当に上手だと思います」
*大学の先生にロスゼロの名刺を渡して、事業内容の説明をする海月さん
娘「あとはロスゼロ不定期便っていうサブスクリプションサービスを思いついたのも本当に凄いよね!」
母「そうね!ロスゼロ不定期便というのは、2ヶ月に1度食品ロスとなるはずだった食品やお菓子が福袋のような形で家に届くサービスです。
このサービスこそ、究極の食品ロスを減らす方法だと思っています。
なぜなら食品ロスというのは、いつ・何が・どれくらいの量発生するか、予想しづらいのがネックで、一般的な商品のように『◯月にこの商品が届きます』と断定しづらいのです。
この不定期・不定量に発生する食品ロスの特色をネガティブに捉えるのではなく、むしろ何が送られてくるかわからないことをポジティブに捉えて、福袋を開ける時のようなワクワクした感覚で楽しんでいただくようにしたサービスモデルが、本当に画期的だと思いました」
ーメーカーさんや販売者さんは適正な価格で買い取ってもらう事ができる、お客さんもサプライズ感があり、実際に食べてみると美味しい、そして食品ロスの削減に繋がる。関わる人みんながWinWinなビジネスを行なっているのがロスゼロなのですね!
ーでは、ロスゼロを応援したいと思うようになった3つ目の視点「友人として」はいかがでしょうか?
娘「ロスゼロを応援したいと思うようになった一番のきっかけは、文ちゃんかな」
ーおお、海月さん即答ですね!文さんのどのようなところが素敵なのですか?
娘「姿勢が格好いい!どん!とした自分がブレない感じが格好良くて、社会問題に対しても、真正面から取り組む姿勢が本当に素敵。大好きだし、文ちゃんみたいな人になりたいと思ってます」
*自宅で余った食材を持ち寄り、サルベージパーティを開催
母「そうだね。私はそういった格好良さだけではなく、人間らしい温かさも魅力だと思う。文美月という人間は、人として温かい。
最近はテレビ出演やイベント登壇の機会も増え、少しずつ文さんの知名度が上がってきていると思うのですが、それでも驕らず、格好つけすぎず、自分を隠さず、ありのままなところが素敵だと思います。
そして関わる周りの人への感謝を忘れない。
例えばFacebookに寄せられる応援のコメントに対しても、真摯に向き合い、感謝の気持ちを表現されています。きっと文さんは、今までもこれからも変わらない姿勢でいてくれると思います」
娘「本当に昔から変わってないもんね。そういうところも素敵だと思う」
母「そして、ロスゼロと、その代表である文美月の成功それ自体も、これからの未来を変えることに繋がると思っています。
起業家支援をする中で、社会課題解決型企業でビジネスを成り立たせて収益化させることは、とても難しいことだと実感しています。
ただロスゼロは、この難しいと言われる社会課題解決企業を収益化し、ビジネスとして成り立たせることに成功しているのです。
そのビジネスが、社会を変えることに繋がれば、社会課題解決型ビジネスを目指す多くの起業家に希望を与えることになると思います。
そしてこの食品ロス事業が成り立つことで、投資家たちも社会課題解決型企業に対して、より一層力を入れて支援するようになる。
それが他の社会起業家たちの後押しにもなる。
そしてゆくゆくは、子供たちが挑戦できるフィールドも広がって行くと思います。
しかも文さんは女性ですから、私たち女性にとっても、ロールモデルのような有り難い存在です。女性起業家も、まだまだ、スケールの大きなビジネスを成功させた例が相対的に少ないので、同じように、ロスゼロの成功は、起業を目指す女性にとっても良いお手本になるはずです。
私が、友人として文さんを応援して、ロスゼロが成長することが、子どもたちの未来に繋がる。そう思っています」
ーロスゼロが成功をすることで、社会課題解決型企業の概念が変わり、投資家たちや他の社会起業家・女性起業家の後押しになる、そしてそれが未来に繋がるのですね。娘さんが大学生になる頃には、また新しい景色が見えるかもしれませんね。
ーではロスゼロのサービス・商品が今後どのような方に広がると良いと思いますか?
娘「社会全体!特に日本!捨てるのが早いし、当たり前になってるもんね」
母「そうですね。インドやケニアは暑い国なので、流通段階で腐るなどしてダメになってしまう商品も多いのですが、日本では食べられるのに、捨ててしまうことも多い。
ロスゼロが今以上に世の中へ浸透することで、一人ひとりがもったいないを感じるようになり、少しでも食品ロスが削減される社会になるといいなと思います」
*アメリカで多くの起業家を支援する、起業家支援家のMarkさんにロスゼロの商品をプレゼント。
ー最後になりますが、ロスゼロファンとして熱い一言をお願いします!
親子「ロスゼロはこれからの社会を変える企業だと信じています!だからこそ、これからもファンとして応援していきます!!!!」
ー本日は本当にありがとうございました!