ストーリーテラーズブログ
経営者の新しいブランディング手段!Kindle出版のススメ vol.1~私がKindleを出版したきっかけ〈前編〉~
今や読書スタイルの定番として根付いている「Amazon Kindle」。実はKindle本は、費用をかけず、誰でも出版できるということを皆さんはご存じでしょうか?経営者の中には「自分の想いを綴った本を出版してみたい!」という方も数多くいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが「Kindleでの出版」!
何を隠そう、ストーリーテラーズ代表である私、高野もこれまでにKindle本を2冊出版しています。そんな私のKindle出版にまつわる体験談や、経営者がKindleで本を出版するメリットを全5回に渡ってご紹介。vol.1は「そもそもKindleとは何か」と「私がKindleを出版したきっかけ(前編)」をお届けします。
「Amazon kindle」とは?
「Amazon Kindle(以下、Kindle)」は、Amazon社が提供する電子書籍サービスとその端末のことです。米国では2007年11月、日本では2012年10月にサービスが開始されました。Kindleの電子書籍は、専用の電子書籍端末、スマートフォンやタブレット、PCなどで読むことができます。
Kindleオンラインストアで電子書籍を購入できるほか、月額制の読み放題サービス「Kindle Unlimited」も提供されており、気軽に書籍購入・読書ができるサービスとして世界中で利用されています。
私がKindleを出版したきっかけ
私がKindleで初めて本を出版したのは2013年11月、今から11年も前のことです。出版しようと決めたきっかけは、長女の妊娠でした。当時、私は運営する会社の全ての営業を担当していましたが、まだ対面での商談が当たり前で、オンライン商談なんてもちろんない時代。営業を担う私が妊娠と出産で動けなくなると、会社の活動が完全に止まってしまうという危機感を抱きました。
会社を存続させるため、何をすればよいか考えていた時、当社の顧問(世話人役)である杉浦 佳浩さんから「高野さんは文章が書けるんだから、本を書いてみたら?普段は忙しくて本を書く時間がなかなかないけれど、妊娠中で動くことが難しいなら、いっそ本を書く時間に充ててみるのはどうですか?」とアドバイスをいただきました。
「本を書いたらブランディングになるし、いいかもしれない」と賛同した私。当初は出版社から本を出すつもりで、企画書を大手出版社に送りましたが、無名の私に対して反応はほとんどありませんでした。自費出版も検討しましたが、数百万円の費用がかかり、高額で難しい。
そう考えあぐねていた時、参加したセミナーで偶然「Kindleでの簡単な出版方法」について知り、「めっちゃ簡単に本を出版できるやん!」と衝撃を受けました。そして、Kindleで出版することを決意したのです。
〈vol.2に続く〉