自分が役に立てる世界というのは、自分が思っているよりも、ずっと小さいのかもしれない。
でも、その小さな世界に出会えた人は、きっとすごく幸せなんだろう。
自分は何でもできる
20代の頃は「自分は何でもできる」と思っていた。
自信の無さや不安は常にあったし、新たにチャレンジすること自体は怖かった。
でも心のどこかで「自分は絶対できる」という根拠のない自信があった。
それは、その時まで、人生における大きな挫折を経験したことが無かったから。
だから「自分はチャレンジすれば何だってできる」と思えていた。
その気持はすごく大切。でも今思えば当時は、自分のことをかなり過信していた。
諦めて、フラットに。
2009年で起業してからというもの、「自分はもっとできると思っていたのに、全然できない」の連続だった。
これでもか、というくらい突きつけられる現実に、毎日のように落ち込んでいた。でも、ある時思った。
「世界的に素晴らしい経営者として知られているスティーブ・ジョブズが亡くなった後でさえ、アップル社は潰れるどころか、業績を伸ばし、成長しているじゃないか」
と。(今のところ)
「あのスティーブ・ジョブズが死んでも、世界は問題なく回るんだから、自分なんてそりゃ大したことなくて当たり前やなw」
と。
自分を卑下するということではなくて…ある意味、潔く諦める。受け入れる。そうすることで初めて、
「こんな自分を必要としてくれる世界はどこか」
「小さな世界でいいから、自分が役に立てる場所はどこか」
と、真っ直ぐに、フラットに向き合うようになった。
そうやって、一歩ずつ、自分の感性に従いながら取捨選択してくる中で、だんだんと道が見えてきたように思う。
小さな世界でいいから
別に、大きな世界を作らなくてもいい。
小さくていい。
自分がありのままで、まっすぐに向き合いながら、関わる人みんなでHAPPYになれる世界。
そんな自分の居場所を、これから人生かけて作っていけるといいなぁと思う。
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